作図の練習で資料を見てみました。
実況
高層
500hPaのマイナス6℃線位に強風帯があります。
A:北日本の東海上に低気圧があって関東の東海上に寒気が落ちやすい場が続いています。
B:西日本には猛暑をもたらす高気圧があって日本海に暖湿が入りすいのと、500hPaの5820m線の低気圧は台風のようで大陸に暖湿が入りやすい場のようです。
AとBが日本付近で寒気と暖気を衝突させている感じです。
500と850hPaの温度線は間隔が広く本州付近の温度変化は小さそうです。
前線に入る暖湿(850hPaの相当温位)予想
8月1日9時予想
21時予想
日本には350k位の暖湿のなかで、暖湿はゆっくり南下する予想です。
この暖湿が寒気と衝突する中、不安定になるかどうかを考えていけばよいと思います。
温位エマグラム
輪島2013年8月1日7月31日21時
1500~3500mに対流抑止の層はありますが、ほとんど役にたたないようです。西から供給される暖湿(850hPaの高相当温位)は10000mへ上昇してもおかしくないわけです。
館野2013年7月31日21時
500と850hPaの実況図から温度変化はあまりなさそうです。
夜、館野には850hPa相当温位350kの暖湿が南下してきます。
温度が変わらなければ、その暖湿は10000mへ上昇してもおかしくありません。
水蒸気の供給はないですから、地表付近にどの位溜まるのか実況を確認すればよいと思います。
予想と実況
7月31日21時
赤の太線は850hPaの18℃と21℃線です。
21時、輪島925hPaの相当温位は351k(1000hPa定義)で問題なさそうです。
海上の激しいエコーは850hPaの18℃線(飽和相当温位350k)位です。
よく表現していると思います。
福島は過大ですが、海上から乾燥(?低相当温位)した空気でキャンセルアウトしているのかもしれません。
8月1日6時
茨城の表現がありません。モデルは850hPaが昇温して不安定は解消の予想をしています。
3時は省略してしまいましたが・・
何故ライン状態になるのか理解できませんでしたが(当然かも?)3時茨城は不安定でした。
8月1日9時
6時茨城の不安定解消の予想は適切だったようです。
福島?の何時もごちゃごちゃなる所で過大です。
他は過小のようですが細かく数値をチェックしないと判断できません。
暖湿の供給はありますから不自然ではないのかもしれません。
8月1日12時
8月1日15時
8月1日18時
8月1日21時
8月2日0時
関東南部の不安定どうなりますか?水蒸気の供給はないので長続きしないと思いますが・・
850hPaの相当温位も見ておきましょう。
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