昨日の長野県の予報に違和感を覚えましたが、少し変則的な場のようです。
7月2日21日イニシャル
500hPaで寒気が入ってくる場じゃないかと思っていたのですが、逆位相で中国大陸のUCL(アッパーコールドロー)は動きが遅く、全面の弱いリッジが本州上にかかるようです。
地上で前線上に低気圧できる訳ではなさそうです。
850hPa
高気圧を回り込んで日本海に湿った空気が入りやすい場ですが、それほど強いイメージはもてません。
中国大陸の低気圧が寒気を引き降ろし、前線の活動を活発化させるって所でしょうか。
低気圧の動きは遅いので現象(雨)が長引くことが心配されます。
7月2日21時雨の状況は次のとおりです。
500hPa実況や予想から上層にはこれ以上の寒気は入ってこないでしょうから、日本海側で340k以上の暖湿が突っ込んでくるようなら、雷や雨の降り方に注意すべきだと大まか思います。
500hPaの気温予想
7月3日9時予想
7月3日21時予想
850hPaθe予想
7月3日09時予想
7月21時予想
7月3日0時予想
850hPa気温
925hPaの相等温位335kあたりを注目すればよいでしょう。
925hPa相当温位
東海から西は335k以上となっています。850hPaの15℃(飽和θe338k)と重なる所が注目(不安定)されます。
予想は正確であるようです。
ざっと、予想図を見ましたが山梨を含めた関東の予報はかなり難しそうです。
日本海側で雲頂高度がどの位になるのか心配なこと、関東の天気予報当るか外れるか微妙(12~15時)なこと位でしょうか?
今夜、東海から強まる雨が心配ですが、明日の話なので新しい予想を待ちたいと思います。
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