アッパーコールドロー(UCL)は停滞、太平洋Hとの間で日本海地上の前線を形成している。
UCLと太平洋Hの間で西風が強まり、日射で暖まった空気を運び続けていると思う。
チベット高気圧は地上には表れないから、太平洋高気圧と重なって高温が続いているとの説明には違和感があります。
関東の東沿岸の高温域は西風フェーンによるものと思います。
関東の熱雷は解釈しにくいですが、平野部に東進すると弱まる傾向あるように思います。
予想図をざっと見た感じ、前線は南下して福井県あたりが危なくなると思います。
日本海に暖かい湿った空気(暖湿)吹き付ける強雨であまり記憶がなく心配です。
秋田あたりで降らせている暖湿よりグレードが上です。
12日の資料は見ていません。12日に雷雲はでましたが、温位エマグラムから雷は考えにくいです。
850hPa18℃の飽和相当温位は350kですから、能登半島付近の18℃エリアで、925hPaで相当温位が350k以上なら雨雲は発達しているはずですが
能登半島の西に350k以上となっていますが18℃エリアの相当温位は350kに達していません。
7月13日6時予想と実況
850hPa18℃は南下して長野や関東にかかってきました。
350kの暖湿は新潟沿岸に達しています。岐阜県にかかる355kは過大かもしれませんが信用してよさそうです。(現場にいれば地上相当温位を確認しますが・・)
予想はよくあたっています。
7月13日9時予想
岐阜県かかっていた355kが南下する予想です。少し違和感があります。6時岐阜県にかかり始めたエコーは海上からの吹き付けかもしれません。
吹き付けなら岐阜県のエコーはあまり変化せず続くかもしれません。
福井850hPa18℃近辺で925hPa350k以上ですから西から入ってくるエコーは発達しながら東に進み岐阜県にぶつかる。
エコーの動きを見ているとそう思えます。
7月13日12時予想
355kはガサネタかもしれません。
福井、石川は次々と強雨が同じところに入る感じです。岐阜はどうでしょか?
風が少し弱い感じがあります。
7月13日15時予想
相当温位予想は不自然な気がします。本当なのかもしれませんが琵琶湖周辺で低くなっています。何故低くなるのか理由が見当たりません。
雨の降りやすい所は高くなり、コントラストを強調した結果のように思えます。
850hPa18℃のエリアは350kの暖湿が供給され続け強雨が続くと考えてよさそうです。
普段は、太平洋側から暖湿が入るパターンが多いので、今回のように日本海側から入るとあまり大雨を経験したことのない所では災害が心配です。
7月13日18時予想
福井県の西方が心配です。大雪パターンを引っ張りだして何処で降るのか見当を付けて、適切に判断してほしいです。
恐らく、大雨ガイダンスより多い降水量になると考えたほうがよさそうです。
紀伊半島の高相当温位はガサネタでしょう。
7月13日21時予想
福井や石川(岐阜?)は大変かもしれません。増員しているかなあ心配です。
エコーが名古屋に流れ込んでも弱まりなが入るようです。
7月14日00時予想
13日21時と同じです。
水蒸気の供給もとは日本海側だと思います。
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