500hPa
東日本の東海上に寒気が残っています。
23日9時
気象庁の使っている1000hPa基準の温位で計算すると飽和相当温位は342kになります。
0m基準で計算すると500hPa、-6℃、5820mの飽和相当温位は338kです。
850hPaの相当温位は次のように予想されていました。
850hPaは偶然1000hPaと0m基準のそれぞれの温位の違いが小さい面です。
北風フェーンで、関東平野部で気温が上がりやすい。
気温が上がったのが雷の原因ではなく、日本海から高相当温位の空気が流れ込んだためです。
地上風が収束するのは不安定になった結果です。そろそろ分かってほしいなあ~。
力学的不安定(エントロピーが減少する)なんてありえません。
7月23日の関東南部の雷は上空寒気が残っている所に、日本海から高相当温位の空気流れこみ飽和相当温位340k位の所(多分、関東南部)で下層空気が持ち上がった感じで、加えて山岳では熱雷が加わったと想像します。
7月17日18日もけりがついていないのに、変な現象がおおいです。
500hPa 23日21時
館野エマグラム
地上付近の相当温位が342kを超えると雲頂は10000mを超えそうです。
モデルと実況
7月23日21時
925hPa相当温位、850hPa温度
23日21時 館野850hPa 17.4℃(飽和相当温位348k)、925hPa348k
輪島850hPa 17.0℃(飽和相当温位344k)、925hPa348k
輪島の相当温位が込んでいるのが気になりますが、イニシャルと実況に大きな誤差はないようです。
850hPa18℃の飽和相当温位は350k、21℃は363kです。
栃木、茨城、房総からのびるエコーに矛盾はなさそうです。
24日6時
確認しなければなりませんが、実況とエコーはよく合っていると思います。
琵琶湖付近の表現は芸術的だと思います。
850hPa18℃と925hPa350kが重なる所が要注意です。
伊豆半島の南に予想される350k領域の動向に注意、動きは遅くなるようです。
7月24日12時
静岡と山梨が気になります。
山梨は注意報をだしていないようですが・・
大雨ガイダンスで大きな値がでていないのかもしれません。駿河湾から弱いですが南風で雨は広がりやすいタイプ。
甲府で相当温位が上がってきたら早めに決断して一応警報も準備しておく程度はしておきたいです。
静岡のこうした予想はあまり当っている印象がありません。
確かに今まではギリギリセーフだったのかもしれません。
伊豆諸島はエコーがでると停滞しそうです。神経を使って監視すべきだと思います。
長野県は日変化で強制的に上げている可能性があります。実況をこまめにチェックしかないと思います。たぶん、横浜に地上相当温位を書くツールが残っているかもしれません。
横浜・東京は海上からエコーが張り込む予想です。
予想が先で、新しい資料で検討できるし、伊豆諸島の様子も確認できますので用意だけはして慌てなくともよいと思います。
7月24日18時
動きが遅かったエコーは順調に東進して神奈川・東京に流れ込むエコーは房総へと移りかなり内陸まで入り込みます。
場合によっては平地ではあまりふらず、山沿いで全部雨を落とす可能性もあると思います。
日勤者は少し手伝ってから帰る感じです。
7月24日21時
355kの塊が残る予想です。12時山梨で計算されていた高相当温位域がゆっくり東進してくる予想にみえますが・・本物なら警報になるかもしれません。この塊の前面で?
頑張ってください。
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