2021年7月27日火曜日

高層天気図2021年07月26日21時

 地上天気図

300hPa
500hPa
700hPa
850hPa
500hPa渦解析
700hPa上昇流・850hPa気温
赤外画像
雲頂強調画像

スタティック・エナジー & 水蒸気圧/気圧

館野(速報値による)

水蒸気圧/気圧


湿球温度は雪・雨判別に必要なものです

温位エマグラム https://tamatotora.blogspot.com/p/blog-page_27.html

湿球温度 https://tamatotora.blogspot.com/2020/01/blog-post.html


850hPa相当温位

(前日の予想図です)



07月26日21時イニシャルによる予想図





味美さんの地上予想
bassoさんのGSM

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FEFE19


ちょっとだけ・・?
まず、スタティックエナジーと気象の温位を使った温位エマグラムを見てみます

2021年07月26日21時 館野高層観測(速報値)
スタティックエナジーでは中下層に345k程度の暖湿が入ると際限なく上昇することが分かります。一方、気象の温位では350K以上でないと上昇しません
気象の温位で計算するとやや安定な大気であると判定してしまいます

原因は気象の温位はすべて理想気体であると仮定して計算している所にあります



数式だけですみません・・;が
小倉義光先生の「一般気象学」P53の(3.34)に温位の定義式があります

θ=T(P/P)^(R/C)     (3.34)

Pは一般に1000hPaで(R/C)は(R/C=0.286です。
この式は乾燥空気で理想気体あることが前提になっています

「一般気象学」でも(3.33)でスタティックエナジーが一定であることをいっています

=C+gz          (3.33)

解説するのは至難の業なのですけど(私だけ・・?)(3.34)と(3.33)は同じ内容です

しかし、実在空気はスタティックエナジーは一定ではありません
1000hPaと850hPa間の高度差は理想気体と仮定した空気の高度差と当然ちがいます

参考 















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