2020年8月14日金曜日

2020年08月12日関東の雷雨について




地上では気圧の谷が通過したようにみえるが上層の顕著な谷の通過はない
日中の昇温による熱雷と思われる谷の通過がきっかけになったようにおもわれる

群馬県記録的短時間大雨情報
16時50分群馬県で記録的短時間大雨 高崎市吉井町付近で約100ミリ

10時予想と実況


11時予想と実況

12時予想と実況

13時予想と実況

14時予想と実況

15時予想と実況

16時予想と実況

17時予想と実況

18時予想と実況


19時予想と実況


ひいき目と思われるかもしれませんが不安定をよく予想したと私はおもいます

発雷確率
前日も同じように高く予想され予想は安帝氏ていた


500hPa高層天気図12日 00Z 12Z
 しっかりした谷が通過には見えない

850hPa高層天気図12日 00Z 12Z
15時予想
500hPa
関東南部はマイナス3度のエリア内、500hPaマイナス3度の飽和相当温位は350k
かなり高い
気温予想は500hPa高温域が広がり500hPaまでの不安定は無いだろうの思い込みあり
山沿い限定で考えていた
700hPa
関東南部はプラス12度以上北部は12度以下700hPa12度の飽和相当温位は354k
この数字を確認したらもう少し調べたかも・・?相当温位予想は読み込み困難だったの判断保留
いつも判定に使う925hPa相当温位

付録1 15時45分から17時00分までのレーダー






周辺の空気が山肌をつたって上昇して張り付いてしまった感じでしょうか


付録2 温位エマグラム
スタティック・エナジーと温位をつかったものの2種類があります。
図は8月12日09時に観測
による
スタティック・エナジーと温位のエマグラム
スタティック・エナジーはエネルギーをCpでわって単位を合わせた
縦軸は高度で表示(ふつうは気圧で表示)
スタティック・エナジーでは5000m程度の所の飽和相当温位348Kくらいで1700m以下の空気が分厚く5000mの大気に対し対流不安定になっています
温位エマグラムでは5000m程度の所の飽和相当温位が351k位で1700m以下の空気が分厚く5000mの大気に対して対流不安定になっています
両方とも雲頂高度は10000mを軽く超しそうです

スタティック・エナジーと温位エマグラムを比較すると上空ほど温位エマグラムのほうが高い値を示します。
・・;今言ってもとおもいますがこれは温位に欠陥があるためです
そのうち説明するかもしれません
しばらくはスタティックと温位の併用かな・・?
スタティック・エナジーや温位エマグラムのピンクの不安定な量で降水の強さを大まか
予想できるようになるとおもいます。

スタティック・エナジーについては
「気象がわかる数と式」 二宮 洸三 著 オーム社
に解説がありました(P114)

・・蛇足
さっさと温位なんかつかうのはやめたほうが良いと思います
変数が一つ増えますがあの奇妙な数式を使う必要がなくなります。






















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