2013年6月12日水曜日

2013年06月12日予想

500hPaのイニシャル(6月11日21時)と予想



500hPaマイナス3℃の飽和相当温位は350k、マイナス6℃は342k。
850925hPaの相当温位が340k以上にならないと強い雷は無いと思ってよさそうです。

1209925hPaの予想







1209925hPaの予想
雷はあっても伊豆諸島南部のイメージです。
内陸部の345Kのエリアは何故高くなるのか理由がわかりません。
日変化を無理に入れている可能性があります。
モデルのくせかもしれません。こうした日変化(くせ)は雨天時にはないと考えた方がよいと思います。
予想が本当なら雷を考えるべきだと思いますが・・
長野県や山梨の予報に雷は付いていないので予報官も無視しているようです。

下の予想は1209850hPaの温度予想です。



1209850hPaの相当温位予想






350kが台風本体って感じでしょうか?
1000hPa(地上)湿度100%、24℃で(飽和)相当温位350kです。
東京や伊豆諸島の最高気温予想は2223℃の予想となっています。
何か関係があるかもしれません。

1212925hPa予想


長野県北部の高温は本物でしょが、相当温位は高温に引っ張られたものと考えます。
本物なら雷の表現が必要です。
長野北部の予報に雷表現はありません。
最高気温予想は28℃です。
晴れるタイミングによっては12℃高めにしてもよいかもしれません。
925hPa24℃の温位は304kです。1000hPaの温度は304kって意味ですから1000hPaの温度30427331℃になります。
ただ、長野の標高は400m程度で現地気圧は1000hPaに届きません。31℃までは上がらないでしょう。
このあたりのさじ加減は実際に予報を担当していないと難しいです。
最高気温は29.8℃だったようです。
12時の気温は次のとおりです。



1212時850hPa予想




1215925hPa850hPa予想
925hPa             
                                            
三重県で雨足が強まるイメージがあります。
850hPa

台風前面に幅は狭いが相対的な乾燥域が入る予想になっています。
強雨になってもそんなに長続きしないのかもしれません。


1218925hPa850hPa予想
925hPa

850hPa
アウターバンドはたいしたことはなかったよです。
次は18時レーダーです。



1221925hPa850hPa予想
925hPa

850hPa

台風の外側の狭い雲域(台風のアウターバンド)がワルさをするかどうか?
そもそも、アウターバンドが顕在化するのか?

実況を監視していくってところでしょか。

気象予報士さんは晴れた日本海側の高温をフェーン現象と解説します。
経験的にフェーン現象はあるような気がしますが、私にはよくわかりません。
フェーン現象の説明は物理的に正しいとは思えません。
例えば、関東の湿ったがヤマを登り高温になる。
ここまでは、まだ我慢できます。
この空気が日本海側に吹き下りると説明されますが・・・
ここは我慢できません。
しかし、温かく軽い空気が吹き下りてくるとは思えません。
今回、長野の最高気温予想を紹介しましたが、方法は925hPaまで等温位になると仮定して予想したものです。
等温位とは空気が理想気体になる、乾燥断熱減率が100m当たり1℃になるとしたものです。
空気が理想気体として振舞うことがあること、普段は理想気体として振舞わないことを認識しておくことが必要だと思います。
気象は非科学的な説明が多すぎます。
なんとかならないかなあ・・・運がよくても10~20年位はかかりそうです。

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